ClientEarth
2025年1月8日
この度、バルア・プラナブ博士が一般社団法人ClientEarthの代表理事に就任いたしました。
プラナブ博士は、2024年11月に当団体に加わり、企業の気候ガバナンス、エネルギー規制、サステナブルファイナンス、法的能力の強化などの分野において戦略策定と事業推進をリードしています。
日本において10年以上の実務経験を有し、気候変動・エネルギー・持続可能性の分野で、国際機関やシンクタンク、多国籍企業などを横断して20年以上にわたり戦略的・知的リーダーシップを発揮してきました。
日本は世界的な温室効果ガス削減において極めて重要な役割を担っており、日本企業もまた、外交、官民による化石燃料ファイナンス、企業の気候変動政策への働きかけなどを通じて、地域および国際的なエネルギー転換に大きな影響を及ぼしています。
当団体では今後、日本企業の脱炭素戦略や実行計画への働きかけに加え、気候変動に関する取締役のフィデューシャリー・デューティ(受託者責任)の適切な履行を支援し、トランジション・ファイナンスの透明性と実効性の確保にも取り組んでまいります。また、裁判所との対話や法曹関係者への研修などを通じて、法的能力の強化にも貢献していきます。