クライアントアース創設者ジェームズ・ソーントン、2025年4月に代表職を退任

クライアントアースの創設者でありプレジデントのジェームズ・ソーントンが、2025年4月をもってその役職を退任いたしました。 

およそ20年前に描いた構想から始まり、現在クライアントアースは、多くの国々で法の専門知識と法の支配に基づく知恵を提供できる、他に類を見ない存在へと成長しました。 

システム全体を変革するために法律を用いることを目指し、ジェームズと初期の少人数チームは、イギリス政府を大気汚染問題で提訴し、3度にわたり勝訴を収めました。現在、クライアントアースは140件以上の訴訟・プロジェクトを展開し、人と地球の持続的な繁栄を目指して活動しています。近年では、米国におけるプログラムや戦略の構築、チームの設立にも大きな役割を果たしてきました。 

ジェームズは、常に地球の権利と保護を擁護してきた、インスピレーションに満ちた思想家であり革新者です。彼は数々のパートナーシップを築き、活動の国際展開を牽引し、私たちの活動を支援する多額の資金調達も実現してきました。 

彼のクライアントアースでの取り組みによって、法の力を用いて地球を守るという世界的なムーブメントが生まれました。こうした取り組みは、今後ますます重要性を増していくでしょう。 

ジェームズは代表職を退きますが、私たちにとって永遠に「創設者」です。彼の創造性と勇気はクライアントアースの活動に息づいており、今後の人生の章においても、私たちを支え続けてくれることでしょう。